2/27に日本公開となった最新映画『レンタル・ファミリー』。日本が舞台の映画ということもあり、気になったのでインタビューや予告、紹介動画をいろいろ見てみました。
そのうちの1本を紹介します。
目次
今回のピックアップ動画
タイトル:RENTAL FAMILY | Building a New Family Featurette
時間:2分17秒
内容:キャストと監督による作品解説
日本には、家族や友人、恋人などを時間制で雇う代行・レンタルサービスが存在します。この不思議なサービスを提供する会社 “レンタルファミリー” のスタッフとして働くことになったアメリカ人男性を軸に物語は進みます。
主人公を演じたブレンダン・フレイザー、監督を務めたHIKARIのインタビュー、そして本編映像を交えた紹介動画です。
注目キーワード
2分ほどの短い映像の中にも、注目すべき興味深い表現がありました。
token white guy (01:12) (多様性を示すための)形ばかりの白人、お飾りの白人
レンタルファミリーの社長が、主人公フィリップに対して「形だけの白人が必要だ。」と声をかけるシーンで使われています。
欧米では、人種差別の批判を避けるために形式的に一人だけ黒人を混ぜることを、批判や皮肉を込めて “token black guy” と呼ぶことがあります。日本が舞台のこの映画では、”国際的な体裁を整えるための白人” が求められるという、日本ならではの特殊な需要を皮肉った面白い表現です。
a fish out of water (01:23) 場違いな人、環境に馴染めない人
“陸に上がった魚” のように、自分の専門外や不慣れな場所にいて居心地が悪そうにしている様子を表します。フィリップが日本で直面する状況を表現。
This character is a fish out of water.
deep down (01:28) 本心では、心の底では
表面上の行動とは別に、心の奥底で感じていることを伝える時に使います。「フィリップも心の底では、他者とのつながりを求めていたと思う」というHIKARI監督の解説です。
I think deep down, Phillip has also been looking for connection with other people.
予告編を観て
友人代行、というサービスは話で聞いたことはあったものの、実際にはどんな世界なのかはよくわかっていないのと、日本が舞台、という点でもとても興味をそそられました。
欧米で使われる “token black guy” という言葉が、日本では “token white guy” になる。言葉一つとっても、それぞれの国の文化背景が表れていて面白いな、と改めて感じました。




We need a token white guy.