2024年4月号からリニューアルしているCNN English Express。
月刊誌として毎月厳選された英語コンテンツが集められた優れもの教材です。
毎月1冊のペースで続ければ、かなりの力がつくのは間違いないですが、1ヶ月はあっという間。期間にとらわれず、興味ある記事がある号を選んで時間をかけてじっくり深く取り組むのも良いと思います。
年度最初の4月号には「CNNとは」という紹介記事から「EEの手引き」として学習の進め方の紹介ページもあります。
まずはコンテンツの量をみていきます。
目次
記事&音声コンテンツの量
レベル別コンテンツ
学習コンテンツの基本は、以下のSTEP1、STEP2、STEP3の内容です。
STEP1 基礎編
1本30秒弱の短いニュース音声全10本。
再生時間:約5分
STEP2 中級編
長めのニューストピックが3本。
再生時間:約8分(ナチュラルスピード)
この他、1、2はゆっくりスピード、セレクション3については、1.5倍速スピードの音声が入っています。
STEP3 上級編
・CNN News Focus 再生時間:約2分
・スペシャルインタビュー 再生時間:約5分
・Fareed Zakaria GPS
ジャーナリスト、ファリード・ザカリアがホストを務めるCNNの番組。
再生時間:約4分30秒
Step1〜3 までの再生総時間:約25分
その他
他に毎月の特集記事や定番記事として以下のコンテンツがあります。
・NEWS SPOTLIGHT 約3分30秒
・特集記事 4 月号の特集はリスニング練習です。
聞き取りチャレンジ用文章、音節確認用の単語、音声変化の音声やチャレンジテストの文章音声などさまざまな音声が 約6分30秒
・Talking News CNNで英会話 4月号から連載 約2分
・Sho-Time Talk 約3分
・この英語ネイティブなら何という 約1分
その他の再生総時間:約16分
というわけで、オープニング、クロージング、ゆっくりスピードなどを除いて、通常音声コンテンツは全体として約40分ほど収録されてます。
おすすめ勉強方法
STEP 1 基礎編
1つのニュース音声が30秒ほどと短いので日々のディクテーション学習がオススメです。
中・上級者ならナチュラルスピード音声を使って、初級者はゆっくりスピードで取り組んでみてはいかがでしょうか。
ディクテーションして答え合わせをしてから、英文の内容を確認して語彙も把握していきましょう。
各単語が頭に入っているかを確かめるのに効果的なのが単語のクイックレスポンス。
単語ごとに英語から日本語、日本語から英語の音声が収録されているのはかなりありがたいです。
クイックレスポンス(quick response)は、英語の通りすぐに反応すること、です。
「apple」と聞こえたら、すぐに「りんご」と意味を答えます。迷わず、すぐに言えるようになるまで繰り返し練習することがクイックレスポンスの効果を最大限に上げられます。少しでも詰まったら、やり直しが必要な単語として認識して臨んでください。
STEP 2 中級編
NEWS SELECTION 1では、内容の区切りのスラッシュがついているので、英文を読みながら区切りに合わせて、日本語に訳してみるサイトトランスレーションがおすすめ。
区切りのガイドがついていることで、どこで区切ればいいか分からないという方でもサイトトランスレーションに取り組みやすくなっています。
慣れてきたら、スラッシュがないコンテンツも自分で意味の区切りをみつけて訳出ししていきましょう。
STEP3 上級編
上級編のニュースが聞けるのであれば、シャドーイングでリスニング力を上げていくのもいいですし、音声を聞いて、1文づつ声に出して訳す逐次通訳練習もいいですね。
こうした練習は上級編の素材に限らず、基礎編、中級編、どんなコンテンツでも応用できるので、長さや語彙レベルなどを見ながら自分に合った練習方法を見つけてみてください。
ニュース以外も楽しめる
メインのニュース記事以外の連載コンテンツも活用できます。
・Talking News
該当号で取り上げられたニュースについての会話文です。
リピーティング練習して全文覚えるなどして、会話力アップに活用したいコンテンツです。
・Sho-Time Talk
ロサンゼルスドジャースで活躍中の大谷翔平選手にまつわるインタビューを掲載。
野球に興味があればより英語学習が楽しくなるコンテンツです。