TOEIC とは?ビジネス英語の「現在地」を測る世界標準テスト

英語力を測るテストと聞くと、真っ先に思い浮かぶのが TOEIC。就職や昇進の条件として掲げている企業も多く、社会人にとって最も馴染みのある英語試験と言えます。

今回は、改めてTOEICの基本から、試験の内容、目指すべきスコアの目安までをざっくり整理してみました。

TOEIC とは何か

TOEIC(Test of English for International Communication)は、アメリカの非営利団体 ETS が開発・制作している、日常生活やグローバルビジネスにおける英語のコミュニケーション能力を評価する世界共通のテストです。

IIBC(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)公式ページ

英検のように合否ではなく「10点〜990点」のスコアで評価されることがおおきな特徴です。そのため、自分の実力が今どのレベルにあるのかを客観的に把握することができます。

TOEIC L&R テスト

TOEICにはいくつか種類がありますが、一般的に「TOEIC」という場合は、リスニングとリーディングの力を測る Listening & Reading Test を指します。

試験概要

試験時間: 約2時間(リスニング約45分、リーディング75分)

試験方法: マークシート方式(筆記)または IPテスト(オンライン)

試験問題数: 200問(リスニング100問、リーディング100問)

試験内容

試験は以下の通り、Part 1〜 Part 7 まであります。

【リスニングセクション】

  • Part 1: 写真描写問題(6問)
  • Part 2: 応答問題(25問)
  • Part 3: 会話問題(39問)
  • Part 4: 説明文問題(30問)

【リーディングセクション】

  • Part 5: 短文穴埋め問題(30問)
  • Part 6: 長文穴埋め問題(16問)
  • Part 7: 読解問題(1つの文書〜3つの文書)(54問)

TOEIC では何が測定されるのか

TOEIC のスコアは、単なる「英語の知識」ではなく、以下の要素を総合的に評価します。

  • 語彙・文法: ビジネスシーンで頻出する単語やルールの理解
  • 情報検索能力: 大量の英文から必要な情報を素早く見つける力
  • リスニング耐久力: 約45分間、英語を聞き続ける集中力
  • 速読力: 制限時間内に膨大なテキストを読み切るスピード

ビジネス英語の土台となる 「正確さ × スピード」 を測定する試験といえます。

一般的に、履歴書に書いてアピールできるのは 600点以上、外資系企業や英語を公用語とする部署では 800点以上 が一つの目安とされています。

対策教材

TOEICは実際の問題に何度も取り組んで慣れることでスコアを上げることができる試験です。まずは最新の傾向を知るために公式問題集から始めるのが鉄則。 「公式 TOEIC Listening & Reading 問題集」 シリーズの最新刊は、試験対策教材として必ず取り組んでおきましょう。